丸山千枚田

2021.5.25  少し曇り気味でしたが、田植えが始まった丸山千枚田を空撮しました。 熊野市紀和町の丸山地区には小さな何枚もの水田があり、”千枚田”と呼ばれます。その景観は素晴らしく、日本一の棚田景観とも言われています。小さな田が幾重にもかさなり合っており、その数は約1340枚ほどです。 丸山千枚田の造成は今から900年ほど前、藤原頼兼という武将が13人の家来を連れてこの地区に入山し開墾させたことに始まります。その後、昭和30年代はじめには約13町歩、2,400枚くらいあり、当時は石原産業鉱山があったおかげで多くの田んぼをつくっていましたが、鉱山が閉山になると徐々にその数が減り、平成のはじめには530枚ほどまで減ってしまいました。