大斎原(おおゆのはら)と熊野本宮大社

2021.7.20
 大斎原(おおゆのはら)と熊野本宮大社を訪れ、空撮しました。 古の都、京都から、長い道のりを歩く熊野詣は厳しい小辺路(こへち)や中辺路(なかへち)を経て、最初にたどり着く聖地が熊野本宮大社です。 かつては、熊野川、音無川、岩田川の合流点にある「大斎原」と呼ばれる中洲 にあったのですが、明治22年の洪水で多くが流出し、現社地に流出を免れた社 を移築したものです。大斎原の大鳥居は高さ34m,幅42mで、日本一の巨大鳥居と 云われています。 全国の熊野神社の総本山にあたる熊野三山(本宮、新宮、那智)の中でも、古式 ゆかしい雰囲気を漂わせています。 今回、「三重はふるさと空中散歩」にこの地を取り上げましたのは、「熊野古道 伊勢路」は伊勢神宮からいくつもの峠を越えて、熊野三山を詣でるための参道で、三重とも縁が深く、世界遺産にも登録されていることによります。