津の桜の名所「偕楽公園」は「御山荘」(ごさんそう)、または「御山荘山」といい、津藩第11代藩主藤堂高猷(とうどうたかゆきこう)が 安政年間(1854~60)に別荘を設けたのが始まり。偕楽園の名は高猷公の俳号からきていると言われています。
自然の丘陵や谷の趣が充分に生かされ、春には桜や紫つつじが咲きほこり、秋には紅葉等 公園に美しい彩りを添えています。
ソメイヨシノ,ヤマザクラ,サトザクラなど約1,000本が植栽されています。
街中にある桜の名所ですから、この季節には屋台などが設置され、夜桜見物も楽しみの1つとなっています。