高見トンネル

2026.2.24 高見トンネルの三重県および奈良県の入口付近からドローンによる空撮を行ってきました。路肩には雪が残っていました。急峻な山波が連続しているため、安定した飛行が難しく、単調な動画になってしまいました。
 高見トンネルは、昭和59年(1984年) 3月26日に開通した三重県松阪市と奈良県東吉野村を結ぶトンネルです。長さは2,470mあり、国道166号線の一部として、険しい高見峠の旧道を回避するために建設されました。高見トンネルの開通により、大阪府から三重県までの移動時間が約3時間40分から約3時間に短縮され、奈良県と三重県の中南部間の往来が容易になりました。地元では観光施設が整備され、観光客が増加しています。高見峠(たかみとうげ)は、三重県松阪市と奈良県吉野郡東吉野村との境に位置する峠で、標高899 m (旧道)、高見トンネルは標高625mです。古くから大和と伊勢とを結ぶ参宮街道(和歌山街道)上に位置しており、紀州藩などの参勤路でもありました。昭和28年(1953年)に自動車の通行が可能な道路が完成し 国道166号となりましたが、中央構造線が付近を通過していることに起因する地盤のもろさから、昭和42年(1967年)から改良事業が実施され、昭和59年(1984年)に高見トンネル(総延長2,470 m)が開通しました。高見山(たかみやま)は、奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)との境界にあり、大台ヶ原山地の北端に位置する標高1249 mの山です。奈良県側の紀ノ川支流の高見川と三重県側の櫛田川の源流になり、西側の木津峠から見ると円錐形をしており「関西のマッターホルン」の異名があります。山頂にはブナ林があり冬には霧氷が見られます。