クローバー、白つめくさ(白詰草)は、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の植物で、牧草として世界中に拡がり、日本でも全国に分布しています。昔オランダからガラス器などを輸入する際、乾燥したクローバーを緩衝材として詰めて梱包したため、詰草と呼ばれるようになりました。葉は通常3枚(3小葉)ですが、稀に4枚のものがあり、幸せを呼ぶ「4つ葉のクローバー」として、子どもの頃探された方も多いと思います。
白つめくさはシャジクソウ属ですが、この仲間は世界中に260種ほどあると言われます。そのうちのひとつ、小さな黄色の花をした黄色つめくさ(コメツブツメクサ)が、白つめくさと一緒に咲いているのをよく見かけます。