梅
古くより私たち日本人に親しまれて来た梅の花、桜の華やかさに比べて清楚なイメージを抱く人が多いようです。最近では、各地に紅白の梅を多数植えたテーマパークが人気を呼んでいます。確かに夥しい数の梅の花がいっせいに満開となって...
古くより私たち日本人に親しまれて来た梅の花、桜の華やかさに比べて清楚なイメージを抱く人が多いようです。最近では、各地に紅白の梅を多数植えたテーマパークが人気を呼んでいます。確かに夥しい数の梅の花がいっせいに満開となって...
福寿草はキンポウゲの多年草で、旧暦の正月の頃に咲くので元日草(ガンジツソウ)とも呼ばれます。黄色の花弁は10~20枚、金属光沢があり、パラボラアンテナ型に開きます。花弁で反射された太陽の光は花の中央部に集束するため、内...
モントブレチアは南アフリカ原産のアヤメ科の植物で、1880年フランスで交配により園芸種として改良され、明治時代に日本へ渡来しました。モントブレチアという名前は、フランスの植物学者、アーネスト・コケベール・ド・モンブレ(...
夏になると葉が白くなる半夏生、昔からなぜ白くなるのか不思議でした。そこで村中挙げて半夏生の保護や育成に取り組んでいる奈良県宇陀郡御杖村へ行って来ました。 半夏生は、ドクダミ科ハンゲショウ属に分類される多年草で、葉の表...
桔梗草(キキョウソウ)は、北米原産の帰化植物で、今では東北以南の道端や草叢でよくみられます。よく似た植物として、鄙桔梗草(ヒナキキョウソウ)と鄙桔梗(ヒナキキョウ)があります。
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)とトキワハゼ(常磐爆)、名前はあまり知られていませんが、どちらも昆虫のような面白い形をした花で、野山で偶然目にされた方もいるのではないでしょうか。双方の名前の由来ですが、ムラサキサギゴケは、紫...
マツバウンラン、聴き慣れない名前かも知れません。ウンラン(海蘭)とはゴマノハグサ科ウンラン属の植物で、蘭ではないのですが、浜辺に咲く蘭のように美しい花ということで、この名が付きました。マツバウンランは、花はウンランに似...
今回は晩秋の里山風景です。晩秋の里山は、傾いた太陽により、弱々しいながら照らし出されて光輝く風物と、背側の山々や様々な事物が投げ掛ける黒い大きな影が交錯します。弱まりかけた陽光と黒い影が織りなす晩秋の里山風景、じっくり...