クサギ(臭木)

 クサギ(臭木)はシソ科クサギ属の落葉小高木で、日本全国どこにでも普通にみられるそうです。私がこの木を知ったのは昨年のことで、それまではまったく知りませんでした。今年の7月、覚えたばかりのクサギを探しながらあちこち自転車...

 古くより私たち日本人に親しまれて来た梅の花、桜の華やかさに比べて清楚なイメージを抱く人が多いようです。最近では、各地に紅白の梅を多数植えたテーマパークが人気を呼んでいます。確かに夥しい数の梅の花がいっせいに満開となって...

福寿草

 福寿草はキンポウゲの多年草で、旧暦の正月の頃に咲くので元日草(ガンジツソウ)とも呼ばれます。黄色の花弁は10~20枚、金属光沢があり、パラボラアンテナ型に開きます。花弁で反射された太陽の光は花の中央部に集束するため、内...

モントブレチア

 モントブレチアは南アフリカ原産のアヤメ科の植物で、1880年フランスで交配により園芸種として改良され、明治時代に日本へ渡来しました。モントブレチアという名前は、フランスの植物学者、アーネスト・コケベール・ド・モンブレ(...

桔梗草

 桔梗草(キキョウソウ)は、北米原産の帰化植物で、今では東北以南の道端や草叢でよくみられます。よく似た植物として、鄙桔梗草(ヒナキキョウソウ)と鄙桔梗(ヒナキキョウ)があります。

晩秋の里山

 今回は晩秋の里山風景です。晩秋の里山は、傾いた太陽により、弱々しいながら照らし出されて光輝く風物と、背側の山々や様々な事物が投げ掛ける黒い大きな影が交錯します。弱まりかけた陽光と黒い影が織りなす晩秋の里山風景、じっくり...