白つめくさ
クローバー、白つめくさ(白詰草)は、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の植物で、牧草として世界中に拡がり、日本でも全国に分布しています。昔オランダからガラス器などを輸入する際、乾燥したクローバーを緩衝材として詰めて梱...
クローバー、白つめくさ(白詰草)は、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の植物で、牧草として世界中に拡がり、日本でも全国に分布しています。昔オランダからガラス器などを輸入する際、乾燥したクローバーを緩衝材として詰めて梱...
少し昔は、3月から4月になると里山は黄色一色になりました。油菜の咲く菜の花畑が一面に拡がったからです。しかし最近は菜の花畑をあまり見かけません。代わってよく見るのが、河川敷に拡がる菜の花です。私が通勤電車の車窓から眺め...
スギナはシダの仲間トクサ属の植物で、土筆はその一部で両者は地下茎で結ばれています。葉緑素を有するスギナは光合成をして栄養分を生成する栄養部を担当し、土筆は胞子を放出して生殖部を担当します。多くの植物では、花が咲いて種が...
アブラナ科ナズナ属の野草「なずな」は、春先日本全国の野原や道端など、どこでもみられます。春の七草のひとつで、子供の頃、「せり、なずな、おぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草!」と覚えました。食用に...
日本水仙。白い花弁と中央の黄色い副花冠のアンサンブルが美しい可憐な花、真冬の寒さをものともせず、日本全国の水辺や、道端、野原、公園などでけなげに咲きます。てっきり日本生まれの在来種と思っていましたが、実は地中海原産で中国...
モミジバフウは、イチョウ、ユリノキ、ハナミズキなどと並んで紅葉の美しい街路樹として人気があります。モミジとありますので、モミジの仲間、すなわちカエデ(楓)科の植物かと思いますが、カエデ科ではなくフウ(楓)科(旧マンサク...
秋の野に潜む厄介者、「くっつき虫」。子供の頃、野原で夢中になって遊んで帰宅しますと、ズボンやシャツの腕のところにいっぱい実がくっついていて、洗濯しても落ちないし、指で1個1個つまんで外すしかなく、母親によく叱られました...
柳葉ルイラ草は、晩夏から秋にかけて民間の庭先にて、青紫の花を咲かせます。その「もの静かな」佇まいから、てっきり日本古来の在来種と思っていましたが、メキシコ原産で、アメリカへ移住し、戦後アメリカ軍が沖縄へ持ち込んだものが...